モロッコお土産総集編

モロッコ各地で入手した私のお宝をぜひ見てもらいたかったので、地域ごとにまとめてみました!

日本でもじわじわと波がきているモロッカンインテリアボヘミアンフォークスタイルがお好きな方に、ぜひ取り入れていただきたいインテリア雑貨は、日本で購入できるものもありますので参考になれば嬉しいです!

買いたいものの相場を事前にチェックして値段交渉をスムーズにしよう

モロッコでは値段が決められていないことが基本です。値札が付いているお店もありますが、市場やメディナ内の小さなお店ではその傾向が強いです。まとめ買いをすると大幅なディスカウントも叶うかも?!日本価格を目安にするとやや高額な印象ですが、現地買いはリーズナブルなものもあるということもお忘れなく!

※価格は2018年当時もので、だいたいの金額です。ご参考になれば幸いです。

目次

シャウエンのお土産

◆ サハラなワンピース

購入先: お土産屋
値段(日本円): 3,000円程度

1番最初に購入したモロッコアイテムでした。本当は、『ジェラバ』というフード付きのローブのような衣装が欲しいと思っていたのですが、ウールで季節的とても着れそうになかったのです。たまたまサハラ砂漠から来たという男性が店を出していて、"サハラブルー"というこの綺麗な色の衣装を見せてくれました。シルク製で、胸元の黄色い刺繍が素敵です。これを着ていると、どこへ行っても「サハラ!」「サハラ!」と言われます。あとで調べるとサハラブルーは濃色なものもあるようです。男性の衣装ですが、観光なら女性が着ても可愛いと思います。

◆ ベルベルなワンピース

購入先: お土産屋
値段(日本円): 1,000〜2,000円程度

こちらは女性用の衣装です。モロッコは天然の染料が豊富で、カラフルな色に染められた布や皮をたくさん見ることができます。地域によっても異なるでしょうが、ベルベル人女性は特に、このような鮮やかな色に染められた衣装を着ているのだと店員さんが言っていました。あまり凝ったものでなければ、リーズナブルに入手できます。素材不明(たぶんコットン)。

◆ トビラマグネット

購入先: お土産屋
値段(日本円): 150円程度

モロッコは中庭文化のため、玄関へのアプローチがなく、道沿いにずっと扉が続いているような景観なのです。扉の装飾は、おもてなしだったり、おまじないだったりするのでしょうか?とにかく、素敵なデザインが多いです。というわけで、シャウエンのブルーに塗られた扉型のマグネットです。別の地域にも、違う色で売られているのを見ましたが、ブルーはおそらくシャウエンだけです。

◆ シャウエンのブルー

購入先: 薬局のような店
値段(日本円): 瓶含め1,000円程度

こちらは顔料です。青の街シャウエンですが、実は青以外もたくさん売っています。店の外に並んでいるのですぐに分かります。家の中は違う色で塗ったりするようです。お店には可愛い瓶も売っていて、好きな色をスコップで入れるという体験付きが、なかなか楽しい。これを見ればシャウエンブルーを思い出せますよ。お店の方に、"Good Souvenir!"と言われました!

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フェズのお土産

◆ モザイクタイルのテーブル

購入先: Art Naji (アート・ナジ)
値段(日本円): 7,000円程度

フェズで有名なモザイクタイルの、直径30ほどの小さなテーブルです。バラして脚を畳めるので、トランクに入れて持って帰りました。我が家のビアサーバー置きとして重宝しています!

◆ タジンといろいろお皿

購入先: Art Naji (アート・ナジ)
値段(日本円): 500〜2,000円程度 ※サイズによって異なる

色・柄がMoroccanで本当に素敵なのです。グラタン用にピッタリなオーバル皿と、ちょっとしたツマミを入れる小皿、そしてモロッコ代表、タジン鍋です。タジン鍋は直火OKとのことだったのですが、使用して早々にヒビが入ってしまいまして、今は大切にしまっています😢グラタン皿はオーブントースターで問題なく使用できています。

◆ やわらかレザージャケット

購入先: タンネリ見学時のレザーショプ
値段(日本円): 20,000円程度

夫が購入したレザージャケット。フェズで染められたレザーは、ヨーロッパのブランドでも使用されるそうで、質は良さそうです。ヤギ革で、とっても柔らかく肌触りもよいです。時代に左右されないデザインで、色や形が様々あるので、お店の人のちゃちゃに惑わされず真剣に選びましょう。ちなみに、火にも水にも強い?らしいです。実際にライターで炙って見せてもらいました(それ買おうと思ってるんですけど・・・という複雑な思いで見守る)。

◆ レザープーフ

購入先: タンネリ見学時のレザーショプ
値段(日本円): 5,000円程度

これがあるだけでぐっとモロッカンスタイルなお部屋になるでしょう!ラクダの革のプーフです。プーフとは、イスとして使用する大きめのクッションです。IDEEや無印良品でもこれを模して"プーフ"として販売していますね。モロッコでは砂漠などの屋外でも使用したりするので、丈夫そうな、厚みのある革を使っています。中綿を買うという概念が無いようで、新聞紙や不要な衣類を詰めるそうです。こういう無駄のないモロッコ人の生活には、考えさせられます。こちらは、一番伝統的でオーソドックスなデザインです。深いブラウンがかっこいいです。

◆ レザーバブーシュ

購入先: タンネリ見学時のレザーショプ
値段(日本円): 1,500〜2,000円程度

日本ではスリッパとして出回っているバブーシュは、モロッコでは外履きなんです。底面も、結構丈夫な皮でできているので、丈夫ではあるものの、馴染むまでは少し履きにくく感じるかもしれません。日本で売られているバブーシュはスリッパ用途なのでかなり柔らかいんですよね。モロッコならではのデザインなら、先の尖ったタイプをお勧めしたいです。アラジンの世界のような?!異国感があります。凝った装飾のものも沢山ありましたが、私が選んだのは最もシンプルなデザイン。型押しの控えめな柄と同系色のタッセルが大人っぽくてかなり気に入ってます。

◆ 手彫り装飾のプレート

購入先: メディナ内金細工ショップ
値段(日本円): 6,000円程度

王宮の金の扉を作ったモロッコの人間国宝の息子さんが作った、装飾が美しいシルバーのプレート。ほかの店で売っているものより繊細で美しく、完成度の違いを感じました。裏面に、好きな文字をその場で彫ってくれたので、良い記念になりました。

◆ ファティマの手

購入先: メディナ内金細工ショップ
値段(日本円): ??

ファティマの手のペンダントトップです。こちらは、手彫り装飾のプレートを購入したときに、おまけしてもらったものなのです。ファティマの手というのはモロッコでは御守りとして大事にされているマークで、掌にヘナの模様が描かれているのが特徴です。玄関のノッカーによく使われています。

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ケアラ・メグーナ / ワルザザートのお土産

◆ ローズウォーター

購入先: ローズ精製工場
値段(日本円): 1,000円程度

バラ栽培が盛んなケアラ・メグーナ。季節ではなかったのでローズも何も無かったのですが、せっかく立ち寄ったので買ってしまいました。シュッと体に吹きかけるとローズのいい香りがします。効能は・・・実感できませんでしたが。また、保存料などが入っていないようで、長い間置いておくと悪くなってしまいます(痒くなったり香りが変になったり)。4月後半から5月前半がバラの見頃だそうです。

◆ アルガンオイル

購入先: アルガンオイル工場
値段(日本円): 30ml=約1000円、50ml=約1500円 など

言わずと知れたアルガンオイルです。オイルなのにあまりベタつかず、しっとりと馴染みが良いのが人気の秘密?私もモロッコに行く前からジョンマスターのお高いアルガンオイルをちびちび使っていたので、モロッコで絶対買おうと思っていました。今は無印良品でもお手頃に買えるみたいですね。お土産にしたら喜ばれました

◆ ターバンストール

購入先: トドラ渓谷付近の路面販売
値段(日本円): ??

砂漠では欠かせないというターバン用のストールです。砂から肌や頭などを守ります。トドラ渓谷に向かう途中、アトラスのくねくね自動車道の道端で沢山並べて売っている人がいました。いつもならこういう人から買うのはちょっと怖いと思って大体スルーしてしまうのですが、ドライバーさんが結婚祝いとしてプレゼントしてくれました。本当に良い方でした。

◆ ベルベル織物クッションカバー

購入先: ワルザザートからマラケシュの間あたりの問屋
値段(日本円): 3,000円程度

ベルベル織物は一期一会です。一つとして同じものがないので、これだと思ったら即決です。ベルベル人女性が綴るこの織物たちは、日記のようにその時の気持ちを表現していると現地の方が言っていました。日本のモロッコ雑貨店の方に聞いた話ですが、マラケシュなど都会で売られているものは量産品で質があまり良くない可能性があるので、田舎の方の問屋さんがお勧めのようです。そうとは知らず、連れて行ってもらえて運が良かったです。こちらもプーフと同じく中綿は入っていません。

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マラケシュのお土産

◆ ミントティーのポットとリサイクルガラスカップ

購入先: La Boutique Terrasse des Epices
値段(日本円): ポット=1,500円程度、グラス=500〜600円程度

モロッコのスタンダードドリンク、ミントティーを飲むために使われていたポットとグラス。ミントティーはミントと中国緑茶と砂糖で作るそうです。一緒に売られていた乾燥ミントは、それだけで美味しいミントティーを作ることができました。グラスは、金の装飾が入ったカラフルなデザインも売っていましたが、特別なときに使う?のか、どこへ行ってもこちらのグラスが使われていました。一つ一つ形が違くて素朴な可愛さがあります。このLa Boutique Terrasse des Epicesというお店は小さいけどちょっとしたショッピングモールのようになっていて、センスの良いお店が並んでいるので、お土産をまとめ買いできます。

◆ 木彫のロバ

購入先: ジャマエルフナ広場
値段(日本円): 300円程度

ジャマエルフナ広場でおじさんがこの木彫のロバを沢山並べて売っていました。顔や腰の模様はマジックで書いたような、かなり素朴な仕上がりなのですがこれが逆にツボに入ってしまいました。ひとつ15分くらいで作ってるのかな・・・?ロバは、車が入れないメディナの中では欠かせない乗り物(乗るというよりは、荷物を乗せる)なので、モロッコらしいお土産になりました。

◆ マラケシュ産?バブーシュ

購入先: ジャマエルフナ広場周辺メディナ
値段(日本円): 1,500円程度

革製品はフェズで買うことをお勧めしたいですが、マラケシュでも沢山売っています。最終日マラケシュで色んな人にお土産を買ったのですが、夫もバブーシュが欲しくなったようでこちらのグリーンのデザインをチョイス。メンズはあまり種類がないので少し残念がっていましたが、良い色味です。マラケシュのバブーシュはちょっと作りが雑?あと選ぶポイントとしては、足を入れやすいか(甲の部分が潰れずに開いていないと、履きにくい)ということです。

◆ ナチュラルカゴ

購入先: La Boutique Terrasse des Epices
値段(日本円): 2,000円程度

蓋の形が可愛い、ナチュラル素材のカゴです。リビングの屑入れに使っています。色が入っていたりポンポンが付いているものもあるのですが、私はシンプルなもので揃えたいのでプレーンなものにしました。屑入れってあんまり可愛いのが売っていないので、これは意外と重宝しています。

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というわけで、お土産総集編、お読みいただきありがとうございました。しばらくして海外旅行は難しいかもしれませんが、皆さんにも、モロッコに行かれた際には良い出会い、良い買い物に恵まれますように。

モロッコ旅行記はこちら

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この記事を書いた人

インテリアコーディネーター/テキスタイルデザイナー。多摩美術大学卒、インテリアとテキスタイル関係の職歴があり、インテリアコーディネーター資格保有。日々の暮らしの充実、理想のインテリアの追求を生きがいにしています。

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