モロッコ旅行記2018*14 [ アイト・ベン・ハッドゥ ]

目次

世界遺産や名産めぐり

ケアラ・ムグーナのホテルを出発して、世界遺産、アイト・ベン・ハッドゥに向かいます。

その前にケアラ・ムグーナの名産、ローズウォーターの工場に案内されました。

ローズウォーター精製工場

ここの地域はバラの名産地だそうです。このときは秋口なのでもう季節が終わってしまってるのですが、5月頃になると満開のバラも見られるようです。観光ブックなどで見ると、可愛いピンクのバラのようでした。見てみたい〜

シーズンオフということもあって、工場は稼働していなさそうでしたが、工程の説明を受けたり精製する機械を見ることができます。

ギフトショップにはローズウォーターのスプレーやハンドクリームなどがありました。スキンケアとしてはもちろん、モロッコの人たちはお菓子の香り付けにもするそうです。

また、砂漠では砂が目に入ってしまうことが良くあるので、それを洗い流す為に使うのだとか。ボトルに目のイラストが書いてあるものもありました!

そしてそして、寄り道をしながらようやく見えてきました。

アイト・ベン・ハッドゥ

わ〜、なんか、世界遺産っぽいぞ!笑

佇まいがかっこいい。ここはワルザザートという地区で、モロッコで一番美しい村と言われているそうです。じつはまだ6家族ほど、住んでいるという。

お土産街を抜けると、川越しに見えてきます。大きな川では無いのですが、渡るには一ヶ所の飛び石?を渡らなくてはならず、、、

近所の子供達が集まっていて、手をとってサポートしてくれるのです!

たくさんの子供達に手をとられて少し怖いのですが、これは小遣い稼ぎとしてチップをもらう為なのです。結構みんな必死。

行きも帰りもここを通らなくてはアイト・ベン・ハッドゥには行けません。ちょっとした難関です。笑

村の中はほぼ一本道で、階段をひたすら登って頂上まで登ります。建物は昔からの方法で、土をレンガのようにして積み上げたり、形に流し込んで固めたりして作っているそうです。

階段ばかりで割とハード!暑さもあり、ぜえぜえしながら登りました。

ようやく頂上が見えてきました。

頂上の建物は、金庫や大切なものを入れておくのだそうです。こんな目立つところに置いてしまっていいの?笑

振り返るとこんな感じ。

頂上からの景色。

遺跡のような風貌なのに人が住んでるなんて、、、本当に驚きでした。ここで生活が成り立っているとは。

先ほどのお土産街にあるレストランで、ランチにしました。これはモロッカンオムレツ?だそうです。トマトなどが入っていて、スクランブルエッグのようなビジュアル。

ふつうに美味しい!ほっとする味です。

お腹も満たされたところで、お次は日本でも人気のアルガンオイルを作っている工場に連れて行ってもらいました。

アルガンオイル工場

詳しい場所は分かりませんが、ワルザザートからマラケシュに向かう途中にありました。

こんな感じの道をグネグネ走って行きます。急カーブなのにフェンスがなかったり、道幅がうんと狭かったりして、事故も多いそうなのですが、少しずつ整備されてきているみたいです。

アルガンオイル工場もほぼ観光地化されていて、観光客で溢れていました。

作っているところを見ることができます。

アルガンの木から取れる実を割って中の核を取り出して、すりつぶしてペースト状になったものをギュッと絞るとオイルが出てくる、という流れ。すごく大変そう。

手作りだから、お高いのも分かりますね。今では無印でお手頃に買えるみたいですが。

一番小さいボトルで30mlくらいかな?それが100デルハム、写真にあるのが確か50ml、150デルハム。今は1デルハム10円ちょっとなので、1000円から購入できます。

ジョンマスターでアルガンオイルを買ったときは6〜7千円した気がするので、安いのかな、、、?いろんな人へのお土産としてたくさん買いました。

いよいよ日も暮れそうになってきた頃、もう少しでマラケシュに着きそうです。その前に、どうしても連れて行ってもらいたいところにお願いして寄り道してもらいました。

モロッコラグ問屋

ここが店なんて思えないですよね。笑

倉庫みたいな外観。きっと都市から買い付けにくるようなところなのでしょう!

モロッコの織物といえば、日本でも人気のベニワレン。私はこのとき日本でいくらで売ってるか調べてなかったし、そこまで欲しいと思ってなかったので買いませんでしたが、帰ってきてからとても後悔しました。大きめのサイズだと20万くらいする高級品なのです。

中はこんな感じ。もはや宝探し。一日中いられそう!

私は目をらんらんとさせながら、無心になって物色しました。こうなってしまうとほんとに時間がかかる。夫とドライバーさんは少し疲れていたようで、ほとんど相手にしてもらえませんでしたが。笑

この白地に黒のラインがはいったのがベニワレン。日本人はこれが好きだって分かってるからか、すごくたくさん出してくれました。

このサイズは小さいので、500デルハム(5千円くらい)くらいだったかな?大きい、ソファー前に置くようなタイプでも、1000デルハム(1万円くらい)。今思えば安すぎる。

ベニワレンが欲しい方は、大きなトランクを持っていくことを強く勧めたいです。

ベニワレンの上でうたた寝する猫♡

かわいいベルベルクッション♡

中央手前のチェック柄みたいなやつと、その後ろの白にシルバーパーツがついたものを買いました。その後ろのも可愛いな。あ〜もう全部欲しい。

小さくなるから大丈夫!と言って、コロンと小さくまとめてくれました。笑

ああ、とても楽しかった。思い出しても楽しいです。バイヤーの気持ち。

マラケシュのホテル

マラケシュについた頃にはすっかり日が暮れていました。本日の宿はこちらです。

/// Palais Riad Lamrani /// -Tripadvisor

なかなか小洒落れておりました。なんせベッドは天蓋なのです。

ケアラ・メグーナの土の家とは打って変わって、コテコテのデコラティブ!

中庭の家具たちも素敵でした。

夕飯はお洒落なモロッコ料理?盛り付けがフレンチみたいでした。リッチなお味。

ここのオーナーさんはお洒落なマダムで、夕飯の時に挨拶しにきてくれました。お金持ちのオーラがみえる〜!

そうそう、ここにはハマムを体験できるスパがあるのです。予約してやってもらいました。

アルガンオイルでマッサージしてもらって、気持ちよかった〜♪

またもや全力で1日を過ごし、体力の限界でベッドに倒れ込みました。実は夕飯中もウトウトしていて、、、本当に限界を感じた1日でした。

※この記事は、2018年10月に行ったモロッコ旅行記です。

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この記事を書いた人

インテリアコーディネーター/テキスタイルデザイナー。多摩美術大学卒、インテリアとテキスタイル関係の職歴があり、インテリアコーディネーター資格保有。日々の暮らしの充実、理想のインテリアの追求を生きがいにしています。

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