こんにちは、utamです。久しぶりの更新になってしまいました。
出産予定日より3日早く、無事出産を終えました!
出産までほぼ毎日のように、いろんなブロガーさんやイラストレーターさんのインスタでの出産レポを読み漁って、イメトレだけはかなりしてきました。その甲斐あって?あまり大きなアクシデントもなく、なんとか乗り切ることができ、息つく間もなく新生活がスタートしています。
最初は寝不足やら母乳が上手くいかないやらで死にそうでしたが・・・そんな娘ももう3ヶ月になり、すくすく育っている姿が愛おしいです。
妊婦いろいろ日記の締めとして、出産当時の様子、入院準備で要らなかったもの、持っていけばよかったものなど記録しておこうかなと思います。
出産記録【コロナ禍出産】
出産予定日を控えたとある夜、お風呂上がりに「タラッ」っと何かが流れて出た感覚。ほんの少しだったので気のせいかとも思いつつ、病院に電話にしたら入院準備してすぐにきてくださいとのこと。
病院に着いて検査してもらったらやはり破水!破水したら赤ちゃんに感染リスクがあるらしく、その晩から入院。なお、陣痛はまだ。
コロナ禍のためこの時点で夫とはお別れ。分娩台に上がるまではひとり!!(分娩室からは立ち会いができる病院でした)一気に心細くなった。
とりあえず、早めに判断して行動できたのは良かった。
そして、陣痛タクシーに登録していたおかげでスムーズにタクシーが呼べて良かった。
次の日の晩、陣痛が来ていない&子宮口も2センチくらいしか開いていないということで、促進剤でお産開始。それと、子宮口にバルーン入れられ子宮口を広げる処置・・・。そこまで痛くはなかったけど処置前の同意書(痛みがありますとか、リスクがありますとか)に怯える。
徐々に陣痛がくる自然なお産とは違って、これから確実に陣痛くる!今日産むんだ!という事実に気持ちがまだついていかない・・・
朝の10時くらいから促進剤飲んで、昼過ぎくらいに陣痛が10分間隔になった。まだご飯食べる元気はある。陣痛の度に腰が痛い。(助産師さんにカイロで腰を温めてもらったのがとても気持ちよかった)
そのままいい感じ?に子宮口も開いていき、5〜6センチのところでバルーン外れる。アクシデントもなく・・・ホッ。
陣痛感覚が狭まり、痛みもどんどん強くなる。練習していた呼吸法で無心になって痛みをのがし、修行のようにひたすら痛みと向き合う。夫は励ましLINEや、気晴らしになると思ったのか過去の旅行の写真をクラウドに共有してくれたけど、全く見る気になれず。
夕方になり、「陣痛室」という部屋に移動。錠剤の促進剤は1日に飲める量が決まっているらしく、その日の分をすべて飲み切ったので、このままお産が進めばその日に出産できるけど、陣痛が遠のいたらまた明日やり直しますと言われた。
あ、あした・・・?
思わず呟いてしまった。助産師さんは「きっと今日生まれるよ」という何の根拠もない励ましをもらい当番が終わったのか、あっさりと居なくなってしまった。
今日生まれないとか、絶対無理!このまま夜を越すなんて無理!このときにはもう何としてでも今日中に産みたいという気持ちになっていた。
そして何時間経っただろうか。夜ご飯はもはや痛すぎて食べられず、持ってきたゼリー飲料で空腹を紛らわした。
ひとりぼっちでつらいけど、もはや痛くてそんなことも思う余裕がない。
ここにきて、「パン!」という音とともに水がバシャっと出てきた感覚があった。これは紛れもなく破水と確信。水風船が割れたような感覚だった。陣痛が痛くて自分でなにもできない!助けて助産師さん!(ナースコールポチ!)
「破水ですね、子宮口みてみますね〜・・・おお、全開になってる!そろそろ分娩室いきましょうか。旦那さんに連絡できますか?」
ようやく・・・!もう下がどうなってるかなんて分からない。たぶん破水したしぐちゃぐちゃなんだろうけどもう何でもいい。何でもいいからはやく・・・!そんな気持ち。
陣痛はもう1分間隔。痛みのピークが過ぎても、なんかじんわりずっと痛い感じだった。休憩しようと気持ちを整えているうちに、次の陣痛が来るという感じ。
しばらくして、「そろそろいきんでみましょうか」と言わたので、もう間もなく生まれるのかな?と思い、勢いよくいきんでみる。
・・・?
なにこれ。全然出てくる感じしない。
硬いうんちを出す感じですって言われたけど、硬いうんちでも出て来る感覚ある。でも赤ちゃんが降りてくる感覚が全く感じられず・・・これ、絶対無理じゃないか?そもそも赤ちゃんの頭がお尻の穴から出てくるってこと自体がおかしいんだよと、急に冷静に考える。終わりが急に見えなくなって気が遠くなりそうだった。
そういえば、内診グリグリが痛いって聞いてたけど、陣痛のたびに子宮口グリングリン広げられてたのってそういうことだったのかな?むしろ、その痛みで陣痛の痛みが相殺されて、してもらえない時の方が痛みを感じたのは私だけだろうか。
そんなこんなで2〜3時間?陣痛の度にいきむ&グリグリでもなかなか出てこず。夫はうちわでパタパタ、水分補給係。(ハンディファンを持ってきたけど、病院にあったうちわの方が気持ちよかった。風が柔らかいからかな?)
もう疲労もピークなのを察してくれたのか、最終手段?として、陣痛に合わせて会陰切開&グリグリ&お腹をグッと押すを同時にやってもらい、最後の力を振り絞って、オラーー!!!でやっっっと生まれました。
陣痛から9時間45分。夜の11時。
生まれた瞬間、「わぁ、おおき〜い!」と助産師さんが驚いていた。
エコーで見たより大きい、3446gの女の子が満を辞して誕生しました。予想外の大きさだったみたい。
ほんと、お医者さんや助産師さん、夫に、それから赤ちゃん、いろんな人に感謝でした。ありがとう。
出産直後は脱水でフラフラで車椅子で病室まで運んでもらった。寝る前におしっこが出るか確認するということで、トイレに行ったがお尻を拭くのが怖過ぎた。「拭き方は、ポンポンッて感じです!」と言われるままに拭いてみたけど、何に触れてるんだ?!という感覚。恐る恐るトイレを済ませて、いざ就寝。
会陰切開の傷が痛いのと、興奮し過ぎたので全く眠れなかった。
その後は痛みに耐えながら授乳特訓の日々・・・。座るたびに痛いし、授乳の体制を変える度に痛い!!そして眠い!出産より、産後の方が大変なこと多いなぁと実感。母親業って、ほんとすごい。
6日後、無事に赤ちゃんと一緒に退院でき、新生活がスタート。家族が増えて、幸せです。きっとこれからもっと大変だろうけど、かわいい娘の為に頑張ろうと思います。