モロッコインテリアに合うカーテンをDIY【クリップで取り付け簡単】

こんにちは。モロッコインテリアへの追及にいとまのないutamです。

昨年末から半年かけて、ついに手作りモロッコ風カーテンが完成しました!

こちら、完成形です!

刺繍するのにも時間がかかるし、大きい布に対して柄をバランスよく配置するために、布目を数えたりするのが大変でした。そんな苦労もあって、この唯一無二のカーテン、めちゃくちゃ愛おしいです。

こちらのデザインの参考にしたのは、モロッコのホテルで見つけたテーブルクロスです。

Kasbah Ait Moussa

白い生地に赤い刺繍。豪華でなく控えめな感じがとっても可愛い!

ここのホテルが泊まったホテルの中で一番好きでした。こんな家に住みたいです。

目次

モロッコ風カーテンの制作メモ

作り方、とまではいきませんが、手順などを簡単に書いていきたいと思います。

今回は、一般的なタックが入ったカーテンではなく、フラットな布をクリップで止めていくタイプのものになります。

〔使用した素材〕
幅150cmの生地(リネン100%)250cm×2枚、柄用刺繍糸6束、縁取り用刺繍糸6束、タッセル用刺繍糸4束
※刺繍糸使用量はおおよそ

今回装飾として使う技法はフェズ刺繍です。モロッコの伝統的な刺繍技法なのですが、幾何学模様で裏表のない、とても素敵な刺繍なんです。

面倒な縫製不要!クリップで止める、簡単カーテン

我が家の窓サイズはこんな感じ。150cm幅の生地が2枚あれば、少しヒダができるくらいになります。

また、カーテンは一般的に床下から1cm開けるのが良いとされていますが、私は床ギリギリもしくはすこし弛んでるぐらいのほうが好きなのでそうしています。

上部を手前に折り返して、なんちゃってカーテンバランスのように見せるのがお気に入りです。長さはお好みで。

「バランス」とはカーテンの上飾りのことです。ヨーロッパのインテリアでは主流で、様々なデザインがあります。カーテンレールを隠したり、華やかな印象にするために使用されます。

クリップで止めるだけなので、カーテンレールの幅ギリギリでも何とかなります。(見栄えは別として)

IKEAのカーテンクリップ

そして、使用しているのがこちらのパーツ。

クリップの上にカーテンレールに引っ掛けられるフックがついていて、四角い布があれば、すぐにカーテンとして設置できる便利グッズ。IKEAでも販売しています。

ieno textileのカーテンクリップ

色々探すと、ゴールドのものやモチーフがついたものもあります。インテリアの色に合わせるのも良いですね。

フェズ刺繍の図案を描いて、ひたすら刺繍!

簡単にカーテンを仕上げたい方は、柄の入った生地を買うのも良いと思います。ここからはこだわりの世界・・・フェズ刺繍が入ったカーテンを作るぞー!

まず、先程の写真を見ながら、刺繍の図案を描きました。

カーテンのために描いた図案

参考写真が詳細に見えなかったので、デザインはちょっとずつ違うかもしれません。

こんな感じで、コツコツと刺繍していきました。

それはもう修行のようでしたが、無心でできるこの作業が結構好きです。

端の処理も手縫いで

フェズ刺繍の技法の中に、端の縫い方もあります。

布の端2cm程度を丸めてかがっていくので、縁が少しコロンとした感じに仕上がります。

左:端処理まえ 右:端処理あと

仕上げにタッセルをつけたらかなり良くなった!

モロッコといえば、タッセル!モロッコに行ってから、タッセルの可愛さに目覚めました。

元々はタッセルをつける予定がなかったのですが、刺繍糸がかなり余ってしまったので思いつきで付けることに。タッセルがある方がモロッコ感出ますね〜。断然好みな感じになりました!

シンプルな無地の生地に、カラフルなタッセルを付けるだけでも可愛くなりそう!

モロッコで見たカーテン

Kasbah Ait Moussa

最初の方にご紹介したモロッコのホテルで撮影した、お気に入りの一枚。

白いシフォン系のふんわりしたカーテン。下を結んでるのがかわいい。全体的に生成りの色を活かしたインテリアですが、カラフルなボシャルウィットラグがいいアクセントです。

我が家のインテリアも、もう少しカラフルなポイントがあってもいいのかなぁ。

メタリックな照明もかっこいいなぁ。

試行錯誤は続きます!

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この記事を書いた人

インテリアコーディネーター/テキスタイルデザイナー。多摩美術大学卒、インテリアとテキスタイル関係の職歴があり、インテリアコーディネーター資格保有。日々の暮らしの充実、理想のインテリアの追求を生きがいにしています。

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