リヤドホテルに足を踏み入れたとき、
まず感じるのは「静けさ」と「やわらかさ」。
それは豪華な建築や装飾だけではなく、
空間のあちこちに使われている布の存在によるものかもしれません。
カーテンが風に揺れ、
ラグが何層にも重なり、
クッションが無造作に置かれている。
リヤドらしい心地よさは、
実はとても身近で、日本の家でも取り入れやすい要素がたくさんあります。
リヤドインテリアに欠かせない「布」の役割
リヤドのインテリアを見ていると、
布は単なる装飾ではなく、空間をつくるための素材として使われています。
- 柔らかいニュアンスを加える
- 光をやわらかく拡散する
- 壁の代わりに空間をゆるやかに仕切る
硬い素材が多い建築の中、
布があることで、空間に余白と呼吸が生まれる。
(とはいえ、モロッコの建築はラインがラフも魅力的なのですが・・・)
まずは「布は雰囲気をつくるもの」と考えるところから、
リヤドホテル風インテリアは始まります。
カーテンで“非日常”をつくる
一番取り入れやすく、
効果が大きいのがカーテンです。
リヤドのカーテンは、
視線を遮るためというより、
光の調整と柔らかな雰囲気を与えるもの。
おすすめは、
- 白や生成りのオーガニックな雰囲気の布
- ゆったりとしたやや無造作なドレープ
既存のカーテンレールを使っても、
突っ張り棒を使っても問題ありません。
「きちんと閉める」より、
少しラフに、余白を残す。
それだけで、部屋の空気が変わります。
ラグは「一枚」で空気が変わる
リヤドの床に敷かれているラグは、
空間全体の印象を決める大切な存在です。
お気に入りのラグを一枚選ぶだけで、
床に重心が生まれ、部屋の空気が落ち着きます。
ソファの前に小さめの一枚。
ベッドサイドに細長い一枚。
ダイニングの足元にさりげなく敷くだけでも、
暮らしの風景にやわらかな余白が生まれます。
ベルベルラグのような素朴な柄、
色をたくさん使った個性的な柄など、
心惹かれるラグを選んでみてください。
まずは一枚。
それだけで、リヤドらしいリッチな床が整います。
クッションは「多いほどリヤドらしい」
リヤドのクッションは、
きれいに並べるためのものではありません。
床に置いたり、
ソファに無造作に置いたり。
ときには背もたれ代わりになったり。
刺繍、フリンジ、異素材。
すべてを揃える必要はなく、
1つずつ増やしていく感覚で大丈夫です。
「多すぎるかな?」と思うくらいが、
ちょうどリヤドらしいバランスです。
色と素材の選び方|派手にしなくていい
モロッコ=カラフル、というイメージがありますが、
街外れの静かなリヤドは、意外と落ち着いた色合いです。
・白
・生成り
・ベージュ
・くすんだブラウン
そこに、
少しだけ柄や色を足す。
素材は、
コットン、ウール、リネンなど自然素材を選ぶと、
時間とともに部屋になじんでいきます。
まとめ|布は「足していく」インテリア
リヤドホテル風インテリアは、
一気に完成させなくても大丈夫。
布を一枚足す。
クッションをひとつ増やす。
それを繰り返していくうちに、
空間は少しずつ育っていく楽しみ。
全部やらなくていい。
できるところから、少しずつ。
次回予告
次回は、混同しやすい
「モロッコインテリアとボーホーインテリアの違い」について考えていきたいと思います。










